私どもの研修では、スタッフ教育にも力を入れています。
ただ単に、手法的に売上げが伸びたらいいのか、業績が上がったらいいのか・・・。

本当の意味で、チーム力、チーム全体で、自分自身もスタッフも本当に成長しながら、色んな限界を突破していくことが、本当のすばらしい業績であり、それぞれの成長につながると思います。

その中でお話するのが、「限界」の話です。
限界には「3つの限界」があります。
1つ目の限界とは、「心の限界」。

「心の限界」とは何のことかと言いますと、とにかく前向きに「よし、やろう!」という気持ちが出たとしても、その反面、「うーん、どうせできないんじゃないかな」「難しいんじゃないかな」「また失敗するんじゃないかな」とかいう否定的な心、否定的な思いがでますよね。

マイナス思考。

この「意識の壁」をいかにして乗り越えるかなんです。ここが、乗り越えられないと、やっぱり行動も成果も変わるはずがない。ですから、「心の壁」「心の限界」を乗り越えることが必要。

そのために、何が大切かというと、今回やる「的を定める」。

2つ目の限界は、「行動の限界」と言います。

これは、1つ目の「心の壁」を乗り越え、「的」を本当に定めて、「よし、やろう!」と心底思うようになって、いざ行動するときに、「新しい武器が必要となってくる」。なぜかと言うと、今までの武器で、戦ってきた結果が、今の限界ですね。
そうすると、今の壁、この限界を乗り越えるためには、今までの武器をさらに磨きあげるだけじゃなしに、新しい武器が必要なんですよ。新しい武器があって、新しい道が開ける。

その新しい武器をどうしたらつかめるのか・・・というと、アデイナスオリジナルツール「WIN-WINの7ポイント」、「広告トークの3ポイント」などです。具体的なスキル、ノウハウ、それに基づいたロールプレイ。こういった手法があって、初めて行動が変わります。

3つ目の壁は、「成果の限界」。

1つ目の「心の限界突破」ができた、2つめの「行動の限界突破」もできた。でも、本当に成果を上げ続けるためには、継続が必要なんですね。日常レベルで、日々やっていくこと。コツコツと・・・。「コツコツが勝つコツ」と言いますでしょ。「コツコツが勝つコツ」を実際やるためには、日常レベルでの行動しかないんです。「継続は力なり」と言いますね。

それを継続させるための具体策、これが何かというと、日常レベルの「目標管理」「PDCA」などの「マネージメント」です。

そして、具体的にチーム全体、自分自身を含めて、全体が限界突破する日常レベルの行動として、「重点行動シート」。これ、「重点行動システム」というものですが、その核となる「重点行動シート」をチーム全体で書いて共有します。

スタッフが自らの行動を考え、実行していく。個力を高め、チーム力を高め、「常勝」チームをつくる。しっかりと「的」を定めて行動に変えていく、これが非常に大切です。

そしたら、これに関して、この3つのこと、今日は特に、「的」を定める、そして、重点行動をするためのことをやるわけですけれども、まず、最初にお話しておきたいことが、「的」の話。ここの話です。